詐欺の被害者にならないために

レンタルモバイルのGoodモバイルです。
本日は、スマホを狙った詐欺の被害にあわないため、対策や心構えをご紹介します。

携帯電話を使ってメールやインターネットを閲覧できるようになった初期のころから、架空請求メールやフィッシング詐欺などケータイトラブルが取りざたされています。
ケータイがiPhone、Androidなどスマートフォンになっても、詐欺はなくならず、より巧妙に進化した手口で私たちの身近に潜んでいます。
悪質な詐欺の被害にあって辛い思いをしたくはないですよね。

詐欺を見かけたら【無視する】【かかわらない】ことでその後の被害を回避しましょう!

たとえばワンクリック詐欺でよく「IPアドレスを特定しました」という文言が使われます。
利用者に個人が特定されたと勘違いさせ、焦って入金してしまうよう誘導する目的です。
しかし、IPアドレスや契約プロバイダー、キャリアなどは個人を特定するものではなく、サイトにアクセスすればだれでも(サイト管理者なら)わかるものです。
個人は特定されていませんので、当然自宅や職場に連絡が入ることもありません。
詐欺の文言は無視して、速やかにサイトを閉じましょう。

偽のウイルス感染警告をし、対策アプリのインストールを促す詐欺では、絶対に、案内された【対策アプリ】や【対策URL】に誘導されないでください。
アプリをインストールしたことで端末が本当にウイルスに感染し、個人情報が盗まれてしまうかもしれません。
クリックせず、無視してブラウザを閉じましょう。
※Googleにはセーフブラウジングという機能がありますが、対策アプリをインストールするよう誘導されることはありません。
この場合は、危険・有害なサイトのため閲覧しないようにという警告文が表示されます。
Googleのセーフブラウジング機能によって警告を受けた場合、基本的にはサイトを閲覧しないようにしましょう。

ワンクリック詐欺やスミッシング詐欺と呼ばれる、企業や銀行・カード会社等になりすまして個人情報を取得しようとしてくるメールやSMSは、2020年から急増しているそうです。
非常に巧妙に作りこまれていることもありますが、かんたんに詐欺を見分けるコツがあります。
まず、メールに自分の名前がフルネームで書かれているかどうか、チェックしてみてください。
仮に、本当に銀行やカード会社、大手企業がメールを送ってきているのだとしたら、顧客個人あてにメールを送る際、文頭に【顧客の名前(漢字フルネーム)】を書きます。
それでも心配な場合は、メールは無視して、該当の企業のお客様相談窓口などに連絡し、当該メールを送ったかどうかきいてみましょう。(メールにかかれている電話番号には連絡せず、正規の番号を調べてください!)

このように、詐欺の手口をあらかじめ理解していれば回避できます。
初めて見る詐欺の手口であっても、冷静に考えれば、だまされることはないでしょう。

しかし、リラックスできる時間に安心してネットサーフィンやメールを見ているとき、焦って詐欺のURLをクリックしてしまった…という被害があることも事実です。

そんな時はどうしたらよいのでしょうか?
次回のコラムで【ついつい詐欺を無視できなかった時の対処法】についてご案内いたします。

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