炊飯だけじゃない!パンやケーキ、ヨーグルトまで作れる炊飯器

日々の生活に欠かせない調理家電といえば「炊飯器」。
毎日のご飯を支える台所の大黒柱といえる存在です。
数多くのメーカーより、お米をおいしくふっくらと炊き上げることに注力したものから豊富な調理メニューを搭載したモデルまで様々な製品が販売されています。
今回は、グッドモバイルおすすめの炊飯器について、選ぶときのポイントをふくめてご紹介いたします。


炊飯器の性能とは

●炊飯

炊飯器のメイン性能は「お米を炊き上げる」ことです。
白米のほかに無洗米や玄米・雑穀米などいろいろな銘柄のお米をそれぞれの特徴を活かしておいしく炊き分ける機能を搭載しているモデルや、「かため/やわらかめ」また「おかゆ/ベビーがゆ」など同じお米を違う食感に炊き分ける機能が搭載されているモデルもあります。


●ケーキやヨーグルトなど

お米の炊飯以外の調理機能備えているモデルの場合、ケーキやパン、ヨーグルト、温泉卵、豆腐など様々な種類の料理が作れる炊飯器も販売されています。
お米を炊く以外の使い方も試してみたいという方は、ぜひ検討してみてください。


炊飯器のおすすめメーカー

炊飯器は数多くのメーカーが製造開発しています。
それぞれのメーカーが持っている特徴を踏まえておすすめメーカーをご紹介します。


●象印マホービン

象印の炊飯器で炊いたご飯の特徴:もっちり系
複雑で激しい対流を引き起こす「炎舞炊き」シリーズ、蓄熱性・発熱効率・熱伝導に優れた「豪炎かまど釜」シリーズ、デザイン性が高くおしゃれでベビーがゆなどの炊き上げメニューを備えた「象印STAN.」などがあります。


●HITACHI(日立)

日立の炊飯器で炊いたご飯の特徴:ふっくら系
外側はしっかりとして中が柔らかい、土鍋で炊いたような弾力を持つふっくらとしたご飯を炊くのが得意な日立の炊飯器。
「圧力&スチーム」の“圧倒甘味炊き”でご飯の持つおいしさを引き出す炊飯器が魅力です。


●IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ)

アイリスオーヤマの炊飯器で炊いたご飯の特徴:やわらか系
水分を含んでしっとりと感じるやわらかめのお米を炊くことが得意なのがアイリスオーヤマの炊飯器。
かたさや食感などを選んで炊き分けられる機能も備えており、好みに合わせて炊き上げられます。他社メーカーと比較すると低めの価格で購入できるのでコストパフォーマンスも◎。


●三菱電機

三菱電機の炊飯器で炊いたご飯の特徴:しゃっきり系
本物の炭の内釜&大火力の「本炭釜」シリーズと備長炭コートの「炭炊釜」シリーズで、粒立ちが良く甘みの強いご飯を炊き上げる三菱電機の炊飯器。
さらに「蒸気レス」で炊ける炊飯器も製造しており、上記の出ない炊飯器をお探しの方におすすめです。


炊飯器の選び方

炊飯器を選ぶ際のチェックポイントを解説します。


●炊飯容量

まずはご家族の人数や一度に焚き上げたいご飯の量に合わせて炊飯容量を選びましょう。
1~2人の世帯で使用するなら3合炊き、3~5人の世帯なら5合炊き以上、6人以上で使用するならさらに大きな容量のモデルが一般的な目安となります。
ただ、仮にいつも3合のお米を炊飯するという場合に3合炊きの炊飯器で炊くよりも5合炊きの炊飯器で炊いたほうがお米をよりおいしく炊くことができるといわれることもあります。容量に余裕をもって選択するのもおすすめです。


●炊飯メニュー

白米のほかに無洗米や玄米、雑穀米などそれぞれの特徴を活かした炊飯メニューが搭載されているものも少なくありません。
ご飯を炊く時に硬さやお米の種類によって炊き分けられる仕様がある炊飯器なら、こだわり派の方も満足できるでしょう。
試してみたいメニューがある炊飯器を探してみてください。
忙しい方の味方「早炊き」や「予約」の機能がある炊飯器も便利です。
特に“いつも炊き立てのご飯が食べたい!”という方には、スマホと連動して外出先から炊飯器を操作できるモデルもおすすめです。
また、ご飯のほかに調理機能を備えている商品であれば、パンやケーキなども作れます。


●炊飯以外の機能

ごく一般的な炊飯器を調理家電として活用するレシピは動画サイトやSNSなどで多数紹介されていますが、あらかじめ調理メニューが搭載されている炊飯器もあります。
あらかじめ「炊飯」以外の用途も前提として考えられている炊飯器なら、温泉卵やチーズケーキ、パン、ヨーグルト(発酵)などの調理メニューもより作りやすくなるでしょう。
また、ご飯でも「おかゆ」のメニューが多彩な炊飯器は、赤ちゃんやシニア世代と同居しているご家庭にとって非常に重宝するアイテムです。
五分がゆ、七分がゆ、全粥、ベビーがゆなどはそれぞれ水加減&火加減の調整が必要ですが、自分で調整するとなるとなかなか加減が難しいため炊飯器に任せることができれば間違いもなく安心です。


●炊飯釜の種類

炊飯器は釜の素材・構造によっても値段や炊きあがりの食感が異なります。
高価でもふっくらとおいしく仕上がるのが『圧釜』、リーズナブルで入手しやすい炊飯器に多いのが『多層釜』です。


●加熱方式

炊飯器の過熱方式は主に「圧力IH炊飯」「IH炊飯」「マイコン炊飯」の3種です。

  圧力IH炊飯 HI炊飯 マイコン炊飯
炊飯器の価格 最も高価な価格帯 コスパ・バランス◎ リーズナブル
炊きあがりの傾向 もちもち・ふっくら しゃっきり系 ごく一般的
特徴 ムラなく短時間 ムラなく炊ける 問題なく炊ける
炊き方 圧力とIHヒーター IHヒーター ヒーター

GOODモバイルのおすすめ炊飯器5選


・象印マホービン│炎舞炊きシリーズ

容量 4合~一升炊き 炊き分けメニュー ◎81~121通り
保温時間(最大) 1140~1370W 加熱方式 底IHヒーター

Goodモバイルおすすめポイント
かまどで炊いたようなおいしいご飯を炊くことができ、炊き分けメニューが豊富であらゆるシーンに活用できる象印マホービンの炎舞炊きシリーズ。
象印公式サイトからおためしレンタルもできるため、実際にどのように炊き上げることができるのかしっかり食べて確かめられる点も魅力です。


・日立│圧力&スチーム「ふっくら御膳」RZ-W100GM

容量 5.5合炊き 炊き分けメニュー ◎多彩
保温時間(最大) 1400W 加熱方式 圧力&スチームIH

Goodモバイルおすすめポイント
圧力スチームでお米の甘さを引き出す“圧騰甘み炊き”スチームが特長となっている「ふっくら御膳」は、汚れが落ちやすいコーティングフレームや抗菌フックボタンなど衛生面でも使いやすい日立の炊飯器です。
蒸気がほとんど出ない蒸気カット機能が搭載されているので場所を選ばず使えます。
スマートフォンのアプリで操作できるので、こだわり派の方も納得の炊きあがりとなるでしょう。


・三菱電機│本炭釜NJ-AWBX10

容量 5.5合炊き 炊き分けメニュー ◎15以上
保温時間(最大) 1400W 加熱方式 IH&4重ヒーター

Goodモバイルおすすめポイント
底面のIHヒーターだけでなく、釜の胴回りに4重にも配置されたヒーターと、蓋ヒーター合わせて最大消費電力が1400Wの8重のヒーターでお米全体に熱を伝えてしっかりと粒感を立たせ、まるでかまどご飯のように香り高いおいしいご飯を炊き上げます。
本モデルはスマホ対応モデルでアプリ操作も可能ですが、三菱電機の同シリーズ(スマホ非対応モデル)では、低温調理メニューを搭載した製品も。


・IRIS OHYAMA│炊飯器 IH 5.5合炊き SHK-LS110-B

容量 5.5合炊き 炊き分けメニュー ◎50銘柄炊き分け
保温時間(最大) 1140W 加熱方式 IHヒーター

Goodモバイルおすすめポイント
お米の個性に合わせて火加減を調節し、おいしく炊き上げてくれるアイリスオーヤマの炊飯器。
ご紹介した中では最もリーズナブルな炊飯器ですが、3通りの食感を好みで選べ、最短25分の早炊きなどのメニューも搭載されている非常に使いやすいモデルです。


・タイガー魔法瓶│「IHジャー炊飯器<炊きたて>JPF-G055」

容量 3合炊き 炊き分けメニュー ◎12通り
保温時間(最大) 705W 加熱方式 IHヒーター

Goodモバイルおすすめポイント
雑誌LDKの『【2024年】LDKが選ぶ制圧・調理家電のおすすめ24選』の中で炊飯ジャーの部門に選ばれたのがタイガー魔法瓶のIHジャー炊飯器です。 ご飯だけではなく煮物やスイーツも作れて、遠赤5層土鍋蓄熱コート釜がムラなくお米をふっくら炊き上げ、口コミによれば「半日置いたご飯もおいしい」という点がポイント。
小容量モデルかつ比較的リーズナブルな価格帯ながら、毎日の食卓で大活躍する炊飯ジャーといえるでしょう。


まとめ

日本では「料理はあまり得意ではないけれど、ご飯の炊きあがりや食感にはこだわりがある」という方もたくさんいらっしゃるほど、暮らしの中でかかせない日本人の主食といえば「ごはん」です。
炊飯器は毎日の生活に欠かせない調理家電として、数多くのメーカーがこだわりを凝縮した炊飯器を多数販売しています。
それゆえにいざ購入しようと思うと選びきれないという方も少なくないでしょう。
炊飯器は店頭でも通販でも実際に使って確かめてみるということができない製品ではありますが、口コミサイトでおすすめされている製品を比較していただく、サブスクサイトやメーカー公式サイトからレンタルしてみるといった方法もあります。
気になるモデルを実際にお試ししてから購入することができれば失敗もなく安心です。
ぜひ、本記事でご紹介したポイントも確認しながらお好みの炊飯器を選んでみてください。

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