床掃除だけじゃない!便利なロボット掃除機をご紹介

ルンバなどのロボット掃除機は忙しい方や身体に不自由なところがある方にとって日常の家事を手助けしてくれるとても便利なアイテムです。
掃除機の代わりになるだけでなく、床の拭き掃除、窓拭きなど多様な場所に使える製品も多数登場しています。
今回は、便利なロボット掃除機についてご紹介します。ご購入の際や、レンタル・サブスクでお試しになる際の参考にしていただければ幸いです。


ロボット掃除機とは

ロボット掃除機は、部屋を自動で掃除してくれる家電製品です。
搭載されたセンサーやマッピング技術を駆使して障害物を避けながらゴミを吸いとったり、拭き掃除をしたりします。
自走するため、なかなか家の掃除まで手が回らないという忙しい方や、身体的に掃除機をかけるためにかがんだり歩いたり腕を動かしたりするような動作が難しい方の強い味方になってくれるでしょう。


ロボット掃除機でできること

・床掃除

フローリングやカーペットなどのゴミやほこりを吸いとる。

・拭き掃除(床拭き)

フローリングなど床を水拭きする。
床掃除+床拭き掃除を組み合わせたタイプもある。

・窓掃除(窓拭き)

窓や鏡・セラミックタイルの壁などを自動で拭き掃除する。
窓にはりついて掃除してくれるので、手の届きにくい場所や高階層の窓なども掃除が可能。


ロボット掃除機と普通の掃除機の違い

ロボット掃除機と普通の掃除機の大きな違いは、自動で動く(自走する)という点です。
一般的な掃除機は、あくまでも人の手が加わって初めて使用できる家電製品ですが、ロボット掃除機はスイッチを入れさえすれば自走して部屋の掃除をしてくれます。
アレクサなどの音声アシスタントと連動させることができるモデルなら、電源ボタンを押す必要もなく「掃除を開始して」などのように声で指示して動かすことも可能です。


ロボット掃除機のおすすめメーカー

ロボット掃除機を製造・販売しているメーカーの中からおすすめのメーカーをご紹介します。


●iRobot(アイロボット)

多くの方が一度は耳にしたことがある“ロボット掃除機ルンバ(Roomba)”や、床拭きロボットブラーバ(Braava)を製造しているロボット掃除機メーカー、iRobot。
公式オンラインストアで購入すれば3~5年の保証や無料引き取りなどの各種サービスも利用できます。
公式サイトからのサブスクなら期間限定で50%OFFなどの割引キャンペーンも。


●Anker(アンカー)

Ankerは中国に本社を置くモバイルバッテリーやスマホ・タブレット関連製品を開発・販売している会社です。
ロボット掃除機「Eufy(ユーフィ)」シリーズは、驚異的な掃除力×人間のような賢さ×掃除機本体のセルフクリーニング機能を搭載した優れもの。
お部屋に馴染むデザインでも人気を得ています。


●ECOVACS(エコバックス)

エコバックスは家庭用ロボットの研究開発・製造販売を行う中国の企業です。
1998年に設立して以降、世界52の国と地域で利用されている人気メーカーです。
床拭き、窓掃除、空気清浄機などのアイテムを扱っています。


●HOBOT(ホボット)

2010年に台湾で設立したホボットは、家庭用ロボットの開発・製造販売を行っているメーカーです。
アジアのテック界をリードする企業の一つとされ、世界規模の展示会『CES』でも受賞歴があります。累計140万世帯に選ばれている全自動窓掃除ロボット「HOBOT」シリーズが好評です。


ロボット掃除機の選び方

数多くのメーカーがたくさんの種類の掃除機を開発・販売しています。
数ある掃除機の中から選ぶときのポイントをご紹介します。


●性能で選ぶ

ロボット掃除機は全自動で掃除をしてくれることが一番の魅力であり最大の目的です。
基本的に高性能の製品がほとんどですが、細かいところまでチェックしておきましょう。


・掃除禁止エリアを指定できるか

散らかりやすい子ども部屋や収納スペースなど、全自動ではなく手で掃除したい場所もあるでしょう。
このようなスペースには立ち入らないよう指示する機能がついていると便利です。

・タイマー(スケジュール)をセットできるか

掃除開始の時間や頻度などをあらかじめ決めておくことができる製品もあります。
手元のスマホにアプリを入れてタイマー(スケジュール)をセットする機能があれば、掃除し忘れを防止できます。

・お掃除状況を知らせてくれるか

アプリや通知で「掃除が完了しました」「エラーが起きて掃除ができませんでした」のように知らせてくれる機能があると、外出中に掃除を済ませた時も状況を把握することができて安心です。

・段差を乗り越えられるか/階段から落ちないか

製品によって、段差をやすやすと乗り越えるものもあれば、段差はかなり苦手というタイプのものもあるようです。
お部屋のつくりや掃除したい範囲の状況によってどのようなタイプを求めるかが変わると思いますが、もし段差を乗り越えてあちこちを掃除して欲しいという場合には、段差に強いものを選ぶとよいでしょう。
また、階段から落ちないよう回避するシステムが搭載されているものも。
おうちの様子にあわせて選んでください。


●大きさも考慮する

ロボット掃除機はブラシでゴミをかき集めて吸いとるような仕組みですので、丸い形の掃除機であっても四角い部屋を隅々まできれいに掃除することができます。
しかし厚みがありますので、隙間の高さない本棚や脚の低いソファの下のような狭い空間にまで入り込むことは難しいでしょう。
とはいえ、製品によって掃除機本体の厚みは少しずつ異なります。
狭い隙間もしっかり掃除して欲しいという方は、お部屋の状況に合った薄型のモデルをおすすめします。


●窓?床?拭き掃除は必要?使いたい場所で選ぶ

基本的にロボット掃除機は床掃除用と窓掃除用で異なります。
ロボット掃除機で窓拭きがしたいなら、窓掃除用の製品を購入する必要があります。
窓拭きロボットは床用ロボット掃除機のような形の製品も、片手で持てるコンパクトな製品もあります。
床用のロボット掃除機の中には、床の掃除がけ+拭き掃除機能が両方とも搭載されている2in1タイプのものと、掃除(吸い取り)だけ・拭き掃除だけとそれぞれ独立したものがあります。
機能やパーツが多い2in1タイプのものの方が価格は高くなりやすいので、吸い取り/床拭きのどちらかだけを使いたい場合は、独立しているものを選ぶ方がコストはかからないでしょう。


GOODモバイルのおすすめロボット掃除機6選

Goodモバイルおすすめのロボット掃除機をご紹介します。


●床掃除のみ(拭き掃除なし)

・Anker Eufy RoboVac G30

本体サイズ Φ325㎜*72㎜ 重さ 約2.7kg
アプリ操作 可能 スケジュール設定 可能

Goodモバイルおすすめポイント
厚さ7センチの薄型設計とパワフルな吸引力で、収納棚やソファの下にも入り込み、お部屋を隅々までしっかり清掃してくれるAnkerのロボット掃除機Eufy。
専用のアプリを使用してスケジュール設定や清掃モード変更をスマホから簡単に操作でき、掃除箇所の確認までできる使い勝手の良さながら、比較的お手ごろな価格帯も魅力です。


・iRobot Roomba j9+

本体サイズ Φ339㎜*87㎜ 重さ 約3.4g
アプリ操作 可能 スケジュール設定 可能

Goodモバイルおすすめポイント
片付けづらいコードや散らかしっぱなしの子どものおもちゃ、ペットの食器やトイレなどあらゆる障害物を認識して回避する「Precision Visionナビゲーション機能」が搭載されたルンバj9+。
その場の状況にリアルタイムに対応してくれるので「事前に床を片付けるのが大変で、ロボット掃除機を使えない」と考えている方にもおすすめです。


●床掃除+床拭き掃除

・iRobot Braava jet m6【※拭き掃除のみ】

本体サイズ 252*270*90㎜ 重さ 約2.2 kg
アプリ操作 可能 スケジュール設定 可能

Goodモバイルおすすめポイント
壁際やテーブルの脚の際まできれいに清掃。部屋の汚れにあわせてモード選択/ジェットスプレー+水拭き+から拭きであらゆる汚れをくまなくふき取ります。
もちろん障害物を感知するため、家具や壁などを無意味に濡らす心配はありません。
床掃除用のルンバとの2台持ちなら、連携して吸い取り掃除→拭き掃除へとスムーズにバトンタッチします。


・iRobot Roomba Combo j5

本体サイズ
クリーンベース
Φ339*87㎜
400*310*340㎜
重さ(本体) 約3.4 kg
アプリ操作 可能 スケジュール設定 可能

Goodモバイルおすすめポイント
ダスト容器を付け替えることで、掃除機がけと拭き掃除の両方に対応する2in1タイプのルンバ。床の汚れや材質にあわせて清掃方法を選べます。
コードやペットのおもちゃなど些細な生涯物もしっかり認識して回避する「Precision Visionナビゲーション機能」が搭載されているので、事前の片付けに気を揉まなくてOK。
また、1度の走行でおうちの間取りを学習し、家具やレイアウトを自動認識してくれる機能も。
アプリで部屋ごとに走行回数を指定して清掃することも可能ですので、掃除はルンバにお任せして自分の時間を活用できるでしょう。


●窓拭き

・HOBOT HOBOT-R3

本体サイズ 295*148*95㎜ 重さ 約930g
アプリ操作 可能 学習機能(AI) AI搭載

Goodモバイルおすすめポイント
女性でも簡単に持ち運べるコンパクトなサイズ感の窓拭きロボット。音声ガイダンスやAIが搭載されており、簡単で分かりやすい操作性が魅力です。
デュアルスプレーで洗浄液を噴射し、回転式パットが強力な清掃力で拭き掃除します。


・ECOVACS WINBOT W2

本体サイズ 271*271*77㎜ 重さ 約1.6kg
アプリ操作 可能 学習機能(AI) AI搭載

Goodモバイルおすすめポイント
3方向噴水ノズルで水を効率よく均等に噴霧し、窓全体をくまなく洗浄します。
5つの清掃モード(クイック/ディープ/ハイパー/エッジ(窓際用)/スポット)から選んで、毎日のお掃除~年末の大掃除まで役立ちます。


まとめ

ロボット掃除機は様々なメーカーから販売されています。
使い慣れたタイプの掃除機とは全く異なる外見と自走するという進歩的な性能を持つため、どうやって選べばよいか困ってしまう方も少なくないようです。
メーカーやモデルによって価格帯・機能も様々ですので、最適なものを選ぶのは困難と言えるでしょう。
ロボット掃除機を選ぶときのポイントは、
・掃除したい場所を掃除できるか(本体の厚み・掃除可能な床の種類などをチェック)
・拭き掃除/吸い取り掃除のうちどれが必要か、または2in1が良いのか
・スマホと連携(アプリで指示)が必要かどうか
といった部分をあらかじめ決めてから検討していくのがおすすめです。

●「スマホと連動」がかえって使いづらい、と感じる方へ
今回ご紹介したロボット掃除機をはじめ、ネットのランキングなどを見ても上位に挙がってくる製品は「高性能/スマホと連携できる」というモデルが多い傾向にあります。
しかし利用する方によっては、スマホと連携するのはかえってわかりにくく煩わしい…という方もいらっしゃるかと思います。
こうしたケースでは、比較的安いロボット掃除機を探していただくとシンプルで必要最低限の機能がついているものを見つけることができるでしょう。
ぜひ色々なタイプを比較してみてください。

●アフターサポートがあると安心です
また、今回ご紹介したような大手メーカーの掃除機は、1年~5年ほどの保証期間が設けられており、日本語で対応してくれるカスタマーセンターが設けられています。
万が一購入した製品に不良があった場合や、取扱説明書が分かりにくかった場合などに相談できる窓口があればより安心して購入できるでしょう。
サポート窓口の有無も、ご検討の際の目安にしてみてはいかがでしょうか。

●レンタル・サブスクもおすすめ
お試しでレンタルやサブスクを利用されるのも便利です。
公式サイトからサブスクを申し込めたり、家電レンタルサイトで取り扱いがあったりと利用しやすくなっておりますので、ぜひご活用ください。

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