アウトドア、コンサートや舞台観劇など大活躍!便利な防振双眼鏡TOP5選

双眼鏡というと、登山などのアウトドアで使用するイメージが強いアイテムですが、実はスポーツ観戦やコンサート・舞台観劇などの「推し活」などでも幅広く使われています。
とくにスイッチを入れることで手ブレが補正され、鮮明で安定した視界を確保することが出来る【防振双眼鏡】はどんなシーンでも臨場感をたっぷり味わうことが出来ます。


防振双眼鏡のメリット

一般的な双眼鏡やオペラグラスなどと比べて防振双眼鏡がすぐれている点は、圧倒的な視界の良さにあります。
防振スイッチを入れることで手ブレを抑えてくれるので、対象物の表情や細かい動きにしっかりついていくことができるのです。


防振双眼鏡と一般の双眼鏡との違い

防振双眼鏡は、バードウォッチングや天体観察などでの使用を目的として作られています。
小さなものが遠くで動いている様子を観察するために開発されているため、非常に高い機能性を誇っています。
手振れ補正がついていて、動きのあるものを細かいところまでよく見ることができることから、アイドルのファン層によってコンサートでの有用性を見出されて「推し活」の便利アイテムとしてブームになっています

防振双眼鏡がオススメなシーン 一般双眼鏡で十分なシーン
•ドームやアリーナ規模のコンサート
•スポーツ観戦
•登山や森などにおける野鳥観察
•劇場での舞台観劇
•動物園などにおける動物観察

高機能

基本的なオペラグラスや簡易な望遠鏡では、4~10倍に見えるものが多く流通しています。
これに対し、防振双眼鏡では10倍以上の視野が確保されているものが主力です。
倍率が大きくなればそれだけ手ブレによる揺れの影響を受けやすくなりますが、手ブレ補正機能があるためよりくっきりと臨場感を楽しむことが可能です。


価格帯

高い機能性を誇る防振双眼鏡は、それだけ価格も高くなります。
5万円を超える高額な製品がほとんどですので、使い勝手のよさなどをよく判断して購入したいところです。


防振双眼鏡のおすすめメーカー

キャノン

キャノンは、一眼レフカメラやレンズ、プリンター・複合機、その他多数のデジタル機器などを開発・製造する日本の大手精密機器メーカーです。
カメラの製造開発で培った技術が生かされた防振双眼鏡を販売しています。


ケンコー・トキナー

ケンコー・トキナーは高額製品の開発・販売を行う日本の会社です。
カメラの交換用レンズや双眼鏡、天体望遠鏡などの製品を取り扱っています。防振双眼鏡でも評判の高いメーカーです。


ビクセン

ビクセンは、天体望遠鏡や双眼鏡をはじめとした光学機器を取り扱う日本のメーカーです。
とくにライブ・コンサート・スポーツ観戦のために開発された商品もあり、双眼鏡の初心者にもわかりやすく使いやすい商品が人気です。


フジノン

フジノンは富士フィルムのグループ会社の一つで、主に光学デバイス・光学レンズの独自開発を行っています。
取扱製品の一つに、独自のシステムを採用した防振双眼鏡があります。


防振双眼鏡の選び方

防振双眼鏡を選ぶ際にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
利用したいシーンによって必要となるスペックが変わってきますので、目的に合ったものを選択すると使いやすい双眼鏡を選ぶことが出来るでしょう。


倍率

ある程度のスペックを持っている防振双眼鏡なら倍率は10倍以上あります。
10倍あれば、100メートル先にあるものを双眼鏡で見れば10メートルほどの距離にあるかのように見えることになります。
コンサートで利用する場合、アリーナやドームといった大きな会場の2~3階席でステージを見るのに適しているのは10倍以上となります。
小さめの会場や舞台観劇が主な用途なら10倍以下のものでも大丈夫でしょう。


明るさ(ひとみ径)

メーカーが記載しているひとみ径を見ればレンズの明るさをおおまかに知ることが出来ます。
レンズの性質による部分もあるため一概に「ひとみ径が大きければいい」というわけではありませんが、基本的にひとみ径が大きいほど見え方は明るくなります。
明るさの数値としては、屋外などの明るい環境なら明るさ4(ひとみ径2mm)以上、暗い場所なら明るさ49(ひとみ径7mm)以上であれば、裸眼で見るのと変わらないほどの明るさに感じられるといわれています。


ひとみ径(明るさ) 見え方の目安
2mm以下(4未満) 暗め。照明の落ちた屋内ではかなり見づらい。
2~3mm(4~9) 室内では暗いが、日中の明るい屋外には適している。
3~5mm(9~25) やや明るい。薄暗い屋内であっても対象を明るく見られる。
5~7mm(25~49) 明るい。周囲が暗い場所でも対象が明るく見える。
7mm以上(49以上) かなり明るく、暗い場所で使用しても裸眼で見るのと変わらない明るさで対象を見ることが出来る。

軽さ

アウトドアで持ち歩く際はもちろん、コンサートなど長時間同じ姿勢で使用する場合、双眼鏡本体の重さがあまり重いものでは使いきれません。
防振双眼鏡は通常の双眼鏡よりも作りが複雑であり、電池を使用するために重量が重くなりがちですが、なるべく500g程度までに収まるものが使いやすいでしょう。


防振スイッチ

防振双眼鏡は電子制御システムで手ブレを補正します。動作には電池を用います。

  • 電池切れに備え、使用する電池が手に入りやすいもの(単3、単4乾電池など)
  • 防振スイッチのオン/オフがオートのもの
  • 防振スイッチがロックできるもの

アウトドアなどで時々覗いて使うという場合はスイッチの操作性はあまりきにしなく手もよいと思いますが、コンサートやスポーツ観劇ではこのような部分にこだわって選ぶと使いやすいです。


Goodモバイルのおすすめ防振双眼鏡4選

ライブやコンサート、スポーツ観戦などで役立つ防振双眼鏡のおすすめ製品をご紹介します。


ケンコー・トキナー |VCスマート 10×30 Cellarto WP

「防振モード自動選択機能搭載!手振れ補正付き防振双眼鏡」

本体サイズ 約147*51*124 明るさ 3.0mm
本体重量 約533g 倍率 10倍
電池の種類 単3形アルカリ×1 連続可動時間 28時間
オートオン/オフ 防水

Goodモバイルおすすめポイント
防水機能のある防振双眼鏡なので、アウトドアや屋外でのスポーツ観戦・コンサートの際にも安心して使用することが出来ます。「防振モード自動選択機能搭載!手振れ補正付き防振双眼鏡」


キヤノン(CANON) |BINOCULARS 12×36 IS III

「高倍率ながらコンパクト、明るい視野の12倍」

本体サイズ 約127*70*174 明るさ 3.0mm
本体重量 約660g 倍率 12倍
電池の種類 単3形アルカリ×2 連続可動時間 9時間
オートオン/オフ 防水

Goodモバイルおすすめポイント
光学式手ブレ補正が採用されているので幅広い周波数の揺れに対応することが可能。
独自に開発されたバリアングルプリズム(VAP)にて、レンズ本来の高解像度を生かした鮮明な視界を見ることが出来ます。


Vixen|双眼鏡 ATERA II H12×30

「感情まで見える! 2つの手ブレ補正を搭載しリニューアルした12倍ライブ双眼鏡」

本体サイズ 約149*62*108 明るさ 2.5mm
本体重量 約422g 倍率 12倍
電池の種類 単4形アルカリ×2 連続可動時間 30時間
オートオン/オフ 防水

Goodモバイルおすすめポイント
12倍率という高倍率でも安定いた視野を得られるよう、強力な補正効果がある“2軸ジンバル制御防振機構”を採用。
オートオン/オフ機能だけでなく、揺れの強さや利用シーンに合わせて2種類の防振モードを切り替えることができます。


フジノン(富士フィルム) | TECHNO-STABI TS16x28

「高倍率双眼鏡に強力な防振システムを搭載。マリンレジャーやコンサート、テーマパークなど多彩なシーンで活躍」

本体サイズ 約151*74*120 明るさ 3.1mm
本体重量 約550g 倍率 16倍
電池の種類 CR2×1 連続可動時間 28時間
オートオン/オフ 防水

Goodモバイルおすすめポイント
片手でもホールドしやすい人間工学に基づいた設計で、コンサート会場やスポーツ観劇など長時間の使用でも快適な視界を維持しやすくなっています。
同シリーズには防水性能を備えた製品もありますので、用途によって選び分けることも◎


まとめ

本記事では、アウトドアはもちろんコンサートやライブ会場、舞台観劇やスポーツ観戦など様々な趣味活で役に立つおすすめの防振双眼鏡をご紹介しました。
防振双眼鏡は手ブレ補正をしてくれる高性能の双眼鏡で、高機能であるぶん価格は高額になりますが、動きのある遠くの対象物をくっきりとした視界でとらえることが出来るよう工夫して設計されたものです。
使用頻度が高くない場合はレンタルで借りることもできますので、興味がある方は比較的気軽に手にすることが出来るでしょう。
せっかくの舞台や大切な試合、大好きな推しアイドルや選手たちを臨場感たっぷりのクリアな視界で見たい方に、ぜひ防振双眼鏡のご利用がおすすめです。

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