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「スマホ（android／iPhone）の動作が重いせいで使いづらい…原因は何だろう？」
「最近スマホ（android／iPhone）の調子が悪いんだけど、もう寿命なのかな？」
そんなお悩みはありませんか。
スマホの調子が悪いせいで必要な連絡がとれなかったり、大切な写真やデータが消えてしまったりというトラブルが起きるケースもあるでしょう。

今回は、スマホが重くなる原因と、軽くする対処法についてご紹介します。

スマートフォンは長い間使い続けていると動作が重くなって調子が悪いと感じることがあります。場合によっては機種変更など買い替えが必要となるかもしれませんが、いくつかの操作で動作不良が解消する可能性も高いので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

スマホの動作が遅い！考えられる原因は？

android、iPhoneともにスマホの動作が遅くなるのには共通する原因があります。
基本的に考えられるのは以下のケースです。

① アプリの起動数が多い（メモリの使用量が多い）
② ストレージ容量がフルになっている
③ バッテリーが劣化している
④ CPUの処理能力が劣化している

スマホはパソコンと同じ精密機器で、内蔵する記憶装置（メモリ）を使って動作しています。
そのため、たくさんのメモリを使用するアプリが複数立ち上がっていたり、バックグラウンドで動画を流していたりすると、スマホの動作そのものが遅くなってしまうことがあります。
画像や動画、音楽データ等を大量に保存してストレージ容量の空きが少なくなっている場合も同様に動作が遅くなりやすく、スマホが起動しなくなることもあります。
また、長年使用し続けているスマホはバッテリーそのものやCPU（スマホ内部の処理能力）が劣化してしまい、ストレージに十分な空きがあるにもかかわらずスマホが重くなってしまう可能性があります。

スマホの調子が悪いときの対処法

スマホの調子が悪く、アプリの切り替えがうまくできない、スムーズに立ち上がらない、起動できない（起動に時間がかかる）といったときは次の対処法を試してみてください。

androidの場合

① 使っていないアプリ、バックグラウンドで起動しているアプリを終了する
ホーム画面で、画面右下の四角（□）をタップ＞終了させてもよいアプリを上にスワイプまたは閉じるボタン（×）で終了させる。

② ストレージの空き容量を増やす
スマホ本体に保存されている画像や動画などのデータをSDカードやオンラインクラウドに保存し、スマホ本体から削除することで空き容量を増やします。

③ ライブ壁紙の場合は通常の壁紙に替える
アニメーションが動作するライブ壁紙はメモリ容量を多く使うため、普通の壁紙にすると動作が軽くなる場合があります。

④ アプリ等を閉じた後に再起動する
アプリを閉じてストレージの空き容量を増やしても何も変わらない場合でも、一度再起動していただくと改善することがあります。

⑤ セーフモードで起動し、重い原因となっているアプリを探す ①～④の方法を試しても改善しない場合は、バッテリー・CPUに問題があるか、インストールしたサイドパーティ製のアプリに問題があるケースが多いでしょう。 スマホをセーフモード（工場出荷状態）で起動したときに動作不良が直っていれば、アプリに問題があると考えられます。

【セーフモードでandroidを起動する方法】
※セーフモードではインストールしたすべてのサイドパーティ製アプリが無効になりますが、再度通常の起動をすると復元します。セーフモードで起動すると出荷状態になるため、ウィジェットなどカスタマイズが削除されます。
電源ボタンを長押し＞「電源を切る」を長押し＞「セーフモードに変更」OK＞セーフモードで起動します。

セーフモードで起動したときに動作が軽くなっている場合はインストールしたアプリに問題がある可能性が高いと考えられるので、問題を起こしていると思われるアプリをアンインストール（削除）して通常モードで再起動し、動作が直っているか確かめてみましょう。セーフモードで起動しても、問題があるアプリを特定してくれるわけではないため一つ一つ確かめていく必要があり、多少面倒な方法かもしれません。アプリに問題がありそうな場合は確かめてみてください。

⑥ バッテリーやCPUの経年劣化なら、バッテリーの交換か機種変更を
もし①～⑤で動作不良が解決せず、ネット環境も問題がない場合はバッテリーやCPUの経年劣化が原因である可能性があります。
この場合は物理的に買い替えが必要となるでしょう。

iPhoneの場合

① 使っていないアプリ、バックグラウンドで起動しているアプリを終了する
ホームバーを下から上にスワイプいて画面の中ほどで指を止める（ホームボタンの場合は、ボタンをダブルクリック）＞左右にスワイプして終了するアプリを探す＞終了するアプリを上にスワイプする

② ストレージの空き容量を増やす
ストレージを追加購入するか、スマホ本体に保存されている画像や動画などのデータをオンラインクラウドに保存し、スマホ本体から削除することで空き容量を増やします。
ストレージ容量（状態）の確認方法は次の通りです。
ホーム＞設定アプリ＞一般＞iPhoneストレージ

データだけでなく、普段使っていないアプリは削除したほうが軽くなりやすいです。
ホーム画面で削除したいアプリを長押し＞×＞削除

③ アプリ等を閉じた後に再起動する
アプリを閉じてストレージの空き容量を増やしても何も変わらない場合でも、一度再起動していただくと改善することがあります。
次の方法で再起動できます（iPhoneの世代によってやり方が異なる場合があります）
電源ボタンを長押し（または電源ボタンと音量ボタンを長押し）＞再起動

⑤ キャッシュをクリアする
Safariのキャッシュを多く使っている場合は次の方法でクリアします。
ホーム＞設定アプリ＞Safari＞履歴とWebサイトデータを消去＞履歴とデータを消去

⑥ バッテリーの交換、または機種変更
これまでご紹介した方法を試しても改善しないなら、スマホの経年劣化が問題の原因かもしれません。
バッテリーの交換や買い替えを検討してみてください。iPhoneはAppleCare+に加入している方の場合、次の状況なら無償でバッテリー交換ができます。
・AppleCare+に加入している
・バッテリーの蓄電容量が本来の80％未満に低下している

参考：iPhoneのバッテリーサービス
https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair/battery-replacement

動作改善アプリを試してみても◎

サイドパーティ製の動作改善アプリが多数リリースされていますので、試してみてもよいでしょう。
アプリストアで「動作改善」などと検索するといくつかの候補が出てきます。
メモリ開放・キャッシュ削除をまとめて行ったり、使っていないアプリの一括アンインストールができたりと、これまでご紹介した対処法を楽に行うことができるようになるケースもあります。

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