「見つける天才。」Airtag②

レンタル携帯、スマートフォン&モバイルWi-FiのGoodモバイルです!こんにちは。

本日は、前回に続き「見つける天才。」Airtagについてお話ししたいと思います。
前回はAirtag本来の姿、紛失防止のスマートトラッカーとしての役割をご紹介しました。
近くても遠くでも見つけられるため、海外旅行の際、旅行鞄につける方もいるようです♪

しかし、その特性を悪用したストーカーや窃盗等の犯罪が世界中で発生しているのだとか。
目的となる人物のすきをついて、コートや車、バッグなどにAirtagを滑り込ませ、iPhoneで位置情報を取得するというような手口だそうです。怖いですね…
Airtagは500円玉ほどの大きさですから、 例えば混雑した電車内などで鞄の中に入れられていたら、なかなか気付けないと思います。
インターネットで検索すると、知らない間にストーカーに自宅が知られてしまったとか、人目のない時間帯を選んで高級車を盗まれてしまったといった被害の声が…。

とはいえ、Apple社も当然のことながらこうした悪用について対策を講じています。
① 自分のものではないAirtagと30分以上一緒に移動すると、その人のiPhoneに「Airtagが見つかりました」と通知が入る
② Airtag所有者の手から離れて(ペアリングされたiPhoneから離れて)8~24時間程度経過すると、音を鳴らして周囲に存在を知らせる
とのこと!
上記の①については、対象者がAndroidユーザーであるなどiPhoneを持っていない場合、どうすることもできませんが(※)、それでも②で音が鳴ったときに気付けるシステムです。

Airtag自身が「あれ?持ち主じゃない人と一緒に移動しているぞ…!?」と気づいて、なんらかの方法で知らせてくれるわけですから、とても賢いアイテムと言えますよね!
(※Androidユーザーに向けて、悪用対策アプリ「Tracker Detect」がリリースされています)

また、Airtagは必ず所有者のiPhoneとペアリングして使用することになっています。
もしも悪用する目的で利用し、誰かの鞄に忍ばせたAirtagが発見された場合には、すぐにそのAirtagの所有者の氏名、電話番号、住所などあらゆる個人情報が特定されます。
ということは、Airtagが見つかりさえすれば、簡単に犯人が特定できるということです!
さすがは「見つける天才。」犯人を見つけることもお手の物ですね。

今回はちょっと怖い話題になってしまいましたが、
・Airtagがあったおかげで盗難されたバッグ・財布などが見つかった!
・盗難にあってしまったが、Airtagで追跡し、盗まれたものが返ってきた!
といった例も当然のことながら多数あります!
Airtagは、本来の用途で正しく使えば、とても役に立つ道具なのですね。

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