お風呂やキッチン、アウトドアでオススメ防水スピーカー5選

防水スピーカーがあれば、お風呂場などの水回りでも、アウトドアやプールでも、水濡れ・水没を気にせず大好きな音楽を高音質で楽しむことができます。
本記事では、便利な防水スピーカーのメリットや、通常のスピーカーとの違い、Goodモバイルがおすすめする商品などをご紹介します。


防水スピーカーのメリット

最近のスマートフォンは防水仕様になっていることがほとんどなので、「防水スピーカーがなくてもどこでも音楽を聞くことはできる」と考えていらっしゃる方は多いかもしれません。
しかし、スピーカーは空気を振動させて臨場感のある音を流すことができます。
高温はクリアに、低音はしっかりと聞こえるようになるため、イヤホンやヘッドフォンで聴いていた楽曲がガラリと表情を変えることもあるのです。
スピーカーをつなげば、PCから臨場感のある音楽を流してスマホでは別の作業をするといったこともできます。
防水スピーカーがあれば、アウトドアやお風呂場など水に濡れやすい環境でも、水濡れによる故障を心配せずに音楽を楽しむことができるのです。


防水スピーカーと通常のスピーカーの違い

一般的なスピーカーは基本的に水濡れ厳禁です。
精密機器ですので、故障して音が聴けなくなる・電源が入らなくなるなどのダメージが発生します。
防水スピーカーは、防水レベルにもよりますが、水がかかったり水没したりしても故障しません。
もしも水濡れが酷くてスピーカー部に水が入ってしまったとしても、溜まった水を出して乾燥させればまた音楽を再生することができます。
(※防水の「水」は真水を指します。薬液の入った水や高圧に対するものではありません)


防水スピーカーのおすすめメーカー

国内・海外を問わずたくさんの防水スピーカーが販売されています。
人気のおすすめメーカーをご紹介します。


●SONY

SONY(ソニー)は日本の総合電機メーカーで、防水スピーカーも取り扱っています。
確かな品質と、日本人の暮らしにとけこむデザインやウェアラブルタイプなど、使い勝手の良いスピーカーを数多く取り揃えています。
独自技術が多く採用されており性能が良いので、機能性を重視したい方や国内メーカーが安心という方におすすめです。


●BOSE

BOSE(ボース)は、アメリカに本社を置く企業です。
スピーカーをメインとした音響機器を開発製造しています。日本では『ボーズ合同会社』という法人が販売をしています。
音楽制作に取り組むプロフェッショナルの方にも愛用者が多く、非常に音響性能が良いため音質にこだわりがある方から深く愛されるブランドです。


●JBL

JBL(ジェイビーエル)は、スピーカーユニット開発の天才的なエンジニアとして知られるJames Bullough Lansing氏によって、アメリカにて設立されました。
現在は韓国の『サムスン電子』傘下にある音響メーカーとなっています。
家庭用スピーカーとして使いやすく飽きのこないデザインと質の良いサウンドで、音楽愛好家たちから支持されています。
専用のアプリを使えば、低音の調整などを行うことができるので、自分好みの音質をつくりたい方もきっと満足していただけるでしょう。


●Anker

Anker(アンカー)は中国のメーカーです。
モバイルバッテリーやイヤホン、スピーカーなどのハードウェアを手掛けています。日本で販売されているものは『アンカー・ジャパン㈱』という法人が販売しています。
高品質ながら低価格帯の商品も数多く、幅広い層から人気があります。Ankerから派生したSoundcoreラインでは、スマートフォンとBluetooth接続して通話ができるという機能を持っているスピーカーもあります。


防水スピーカーの選び方

あまりにも数多くのスピーカーが販売されているので、いざ購入しようと思っても迷ってしまうと思います。
仮に値段や見た目だけで選んで、性能が気に入らなかったり使い勝手が自分好みでなかったりすると、残念な結果になってしまうことも…。
ここでは、防水スピーカーを選ぶときに抑えておきたいポイントをご紹介します。


●どのような形・大きさ・重さがよいか

据え置きで使いたいのか、アクティブに外へ持ち出したいのかなど使う目的にあわせて必要な形や大きさが変わります。
どんなシーンで使うことを一番に想定していらっしゃるかにあわせて、購入するスピーカーの形状をある程度絞っていきましょう。
一般的なラインは置き型タイプで安定感のあるものがメインですが、ストラップでリュックなどに引っ掛けて持ち歩けるものや磁石で壁に付けられるマグネットタイプの小型のものなど豊富な種類があります。


●どの程度の音量で楽しみたいか

スピーカーの最大出力W(ワット)数を確認すると、最大でどの程度の音量を出すことができるのか分かります。
ただし必ずしも“大きければ性能がいい”というわけではなく、ワット数=音の大きさですので、ワット数が大きければ高音質ということではありません。
静かで小さな室内やテントで聴くなら、5~10Wくらいの音量が出れば十分大きな音が出ます。
雑音が大きい環境や教室ほどの大きさの室内、外、またシャワー中に音楽を流すとしたら、さらに大きな20W~のものがよいでしょう。


●Bluetoothのバージョンをチェック

防水スピーカーは、基本的にBluetoothでデバイスと接続して音楽を再生します。
Bluetoothにもバージョンがあり、どんどん新しくなっているため、新しいBluetoothのバージョンを搭載しているスピーカーの方が性能は良くなります。
ただし、送信側のデバイスに搭載されているBluetoothのバージョンが古い場合、古い方のBluetoothに合わせた性能で送受信が行われるため、スピーカーだけ最新のBluetoothが入っていてもあまり意味がありません。
送信側のBluetoothも確認してください。


●バッテリーの持ち時間は?

外に持ち出して使う防水スピーカーなら、バッテリーの持ち時間・充電に必要な時間も要チェックです。
長時間長持ちするものを選びたいところですが、充電しながら使えるモデルなら、モバイルバッテリーに接続して充電しながら再生するという方法もとれます。


●スピーカーとして何より大切な『音質』

音質は、スピーカーの種類(質)とコーデックの種類に左右されます。


・スピーカー

スピーカーは「モノラル」と「ステレオ」の2タイプに分かれます。
ステレオ再生できるスピーカーは、モノラルに比べて多方面的な広がりのあるサウンド、臨場感のあるサウンドを体感することができます。


・コーデックとは

コーデックは、音声データをエンコード・デコードするプログラムのことで、いくつかの種類に分かれます。
例えば、Bluetooth接続しているイヤホンやスピーカーで映画など音声データ付きの映像を楽しんでいるとき、映像で見ている口の動きと聞こえてくる声や音がずれていると感じることがありますが、こうした音の遅延はコーデックの種類・性能が原因となって起きるものです。
音楽だけを楽しむなら音ズレはあまり気にしなくてもよいと思いますが、映画やMVを楽しみたい場合は注意が必要になります。


・コーデックの種類

Bluetooth接続のスピーカーの多くは「SBC」に対応しています。
これは比較的遅延の多いタイプですが、高価なスピーカーなら音質は良いはずです。
音ズレが少ないものを選ぶ場合は「AAC」や「apt-X」に対応している製品がおススメです。
※ただし、接続するデバイスがどのコーデックに対応しているかという点も重要です。
iPhoneでは「SBC」と「AAC」、Androidスマホでは「SBC/AAC/aptX」さらにハイレゾ(「LDAC」)まで対応しているものもあります。


・さらに音質を追求するなら

迫力があるサウンドが好き、低音域をしっかり聴きたいなら、低音域まで再生できる「パッシブラジエーター」式エンクロージャーのスピーカーを。
スピーカー内部の空気振動を利用して動作し、低音域を響かせることができます。
パッシブラジエーターは珍しいものではなく、実際に小型ポータブルスピーカーではよく使われています。


Goodモバイルのおすすめ防水スピーカー5選

●SONY|ワイヤレスポータブルスピーカー|ULT FIELD 7

「屋内からアウトドアまで、迫力の重低音とパワフルサウンド」

本体サイズ 約512*224*222 防水防塵 IP67
本体重量 6300g コーデック SBC,AAC,LDAC
連続再生時間最大 30時間 Bluetooth 5.2
スピーカー ステレオ エンクロージャー パッシブラジエーター

Goodモバイルおすすめポイント
アプリからイコライザ調整も可能。本体では、搭載された「ULTボタン」を操作して3つのサウンドモードからお気に入りを選んで。
防水スピーカーとは思えないこだわりのスピーカーユニットながら、ロングバッテリー&防水・防塵・防錆対応でビーチでも大活躍。


●SONY|ワイヤレスポータブルスピーカー|SRS-XB100

「コンパクトなボディながら、確かな低音とクリアなサウンド」

本体サイズ 約φ76*95 防水防塵 IP67
本体重量 274g コーデック SBC,AAC
連続再生時間最大 16時間 Bluetooth 5.3
スピーカー モノラル エンクロージャー パッシブラジエーター

Goodモバイルおすすめポイント
モノラルスピーカーながら、低音が心地よく響くサウンドでコスパ充分。
2台用意してつなげればステレオスピーカーにできるペアリング機能は感動モノです!ストラップがついているので持ち運びも便利&木の枝につるして再生できるのでキャンプでも活躍します。
スマホを繋げて通話も可能です。


●JBL|Go 4

「手のひらにフィットし、豊かでパンチの利いた低音と共に、クリアでパワフルなJBLプロサウンドを実現」

本体サイズ 約94*78*42 防水防塵 IP67
本体重量 190g コーデック SBC
連続再生時間最大 7時間 Bluetooth 5.3
スピーカー モノラル エンクロージャー パッシブラジエーター

Goodモバイルおすすめポイント
独特でバリエーション豊かなカラーリングで自分らしい一台を。
引っ掛けて持ち運べるループがついた、コンパクトサイズの高性能の防水・防塵スピーカーなので、どこへでも気軽に持ち運べます。


●Anker|Soundcore3

「総合出力16W、コンパクトで高性能。すべての音域で高音質を追求」

本体サイズ 約174*57*59 防水防塵 IPX7
本体重量 500g コーデック SBC
連続再生時間最大 24時間 Bluetooth 5.0
スピーカー ステレオ エンクロージャー パッシブラジエーター

Goodモバイルおすすめポイント
Ankerのベストセラーとなった前モデル「Soundcore2」がさらに進化。
スマホアプリからイコライザを操作することができるため、自分好みのサウンドを楽しめます。


●BOSE | SoundLink Flex Bluetooth speaker

「衝撃にも強いタフなボディ設計で、アウトドアでの使用に最適」

本体サイズ 約201*90*52 防水防塵 IP67
本体重量 600g コーデック SBC
連続再生時間最大 12時間 Bluetooth 4.2
スピーカー モノラル エンクロージャー パッシブラジエーター

Goodモバイルおすすめポイント
スピーカーフォン機能搭載で通話もOK。
置き方やポジションに応じて音質を自動調整するので、縦でも横でも、ついているループを使ってぶら下げても、心地よいバランスで音楽を再生します。
パウダーコーティング仕上げのシリコンボディで使い勝手も見た目もオシャレながら、落下・水・錆・ホコリ・腐食・紫外線に強いタフなスピーカーです。



本記事では、どこにいても高音質でお気に入りの音楽を楽しみたいプールやアウトドアでも使える性能のいいスピーカーが欲しい、という方におすすめの防水スピーカーをご紹介しました。
防水スピーカーは、国内外の様々なメーカーから、高額なもの~数千円程度の手ごろなものまであらゆる製品が販売されています。
選ぶときは、ご自身の使いたいシーンを思い浮かべながら、どのようなものが最適か検討してみると決めやすいです。
例えば、

  • 大きい部屋や騒音の場所では大きな音で再生できるスピーカー
  • とにかく音質にこだわるなら、少し大きめで性能のいいスピーカー
  • 外出先に連れて行ってたくさん使いたいなら耐衝撃性能やループ付きのスピーカー

など、優先したい項目を絞りながらピックアップしてみてください。

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